海外旅行の必需品、パスポート。
旅行出発前日の夜に入念に準備したはずなのに、いざ空港に到着してチェックインしようとしたとき
「あれ、入れたはずのパスポートがない…。」
考えたくもないかもしれませんが、私は実際パスポートを忘れてしまった友人の話を聞いたことがあります。その話を聞いたとき、自分はそんなことは絶対ないと思っていてもいつか起こる可能性があるかも…と感じました。
そこで今回はもしパスポートを忘れてしまった場合とるべき対応をご紹介します。
ぜひこの記事を読んで冷静に対応してください。
パスポートを忘れてしまっても出国できる??
結論からいうと、日本を出国する場合、パスポートは必ず必要です。
地上係員に頼んだら乗れるかも?なにか特別な書類を記入したら乗れるかも?そのように思う方も多いかもしれません。
しかしパスポートは海外に渡航する際自分の身分を証明するものなので、ない場合は渡航先に入国することができません。
したがって海外に行く場合は必ずパスポートが必要となります。手元にない場合、搭乗手続きを行うことができません。
まずは落ち着こう
パスポートがないと分かった瞬間、誰しもが焦ると思います。
しかし、いったん落ち着いて深呼吸をしましょう。
そして自分の持ち物を確認し、パスポートが本当にないか再度探してみましょう。
また違う人に探してもらうことも有効です。もし家族や友人と一緒にいる場合は、一緒に探してもらいましょう。自分が見ていなかったところに入っていた!大事なものだからいつもと違う場所にいれていた!なんてこともあるかもしれません。
落ち着いて、焦らずにあらゆる手段を使って探してみましょう。
搭乗手続き締め切り時間に間に合うか
自分の持ち物には絶対ないとわかったら、次の行動に移りましょう。
・搭乗手続き締め切り時刻まで余裕がある場合
パスポートは搭乗手続きをする際に必要となります。
各航空会社によって異なりますが、国際線のチェックインは基本的に出発の60分前までとなっています。
その時刻まで余裕がある場合は最速で家に帰れる方法を検索し、取りに帰りましょう。
空港にいる場合は地上係員の人を探して対応を仰ぎたいかもしれせん。
しかしどちらにせよパスポートがないと搭乗手続きをすることができないので、時間に余裕がある場合は、一刻も早く取りに帰りましょう。
・搭乗手続き締め切り時刻まで余裕がない場合
まず家族などパスポートを届けてくれる人がいないか考えましょう。
明確にパスポートの場所がわかっている場合は、この方法を使って持ってきてもらいましょう。
届けてくれる人がいない場合
航空会社のカウンターに行き、事情を説明しましょう。運が良ければ遅い便に変更してくれたりすることもあるかもしれません。
できない場合は残念ですが、予約を取り消すことになります。
対応に戸惑い、気づかないうちに出発時刻を過ぎてしまうことがないようにしてください。
出発時間を過ぎてからのキャンセルは一切返金がないので気を付けましょう。キャンセル料については各航空会社のホームページを参照してください。
さいごに
まさか自分がパスポートを忘れることはないだろうと思っていると思います。実際ほとんどのみなさんはパスポートを持参し、無事に日本を出国しています。
ですが、この「もしも」が起こってしまった場合にその後の対応をわかっているか、いないかで、自分が次に起こす行動が変わってくると思います。
海外旅行をする際にはぜひこのことを頭の片隅に入れて、必ずパスポートを持参するようにしてください。
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