皆さんはフライト中なにをして過ごしていますか?
ネットサーフィンをしたり、本を読んだり、ipadで映画を見たり、機内での過ごし方は人それぞれです。
カバンは上の棚に入ってるからとりあえず前のシートポケットに本やipadを入れて降りるときに取り出そうと思う方も多いと思います。
そこが落とし穴です。機内の多くの忘れ物はシートポケットから見つかります。スマホや本、仕事の書類などさまざまです。
機内や空港施設で忘れ物が発見された場合は、一定期間保管してくれています。
万が一忘れ物をしてしまった場合は、なるべく迅速に対応できるようにしましょう。
機内で忘れ物をした場合
飛行機を降りてすぐ、またはゲートに近くにいるときに気づいた場合
飛行機から降りてすぐに忘れ物をしたことに気づいた場合は、近くの地上係員を探して事情を説明してください。
その際は自分の座席番号、忘れたもの、物の特徴(携帯電話だったら機種はなにか、何色かなど)を伝えてください。(搭乗券が必要になることもあります。)
地上係員がCAさんにその旨を伝え、探してくれる場合があります。ここで見つかれば一安心ですね。
空港を出たあとに気づいた場合
各航空会社のHPから搭乗した便の到着空港の連絡先に電話をします。航空会社によってはメールやWEBにて忘れ物を検索することができるそうです。
忘れ物が見つかった場合は、着払いで送ってもらうことができます。
もし復路でその空港を利用する際は、そのときに受け取ることもできます。
遺失物・手荷物破損および紛失についてのお問い合わせ窓口 | ANA
空港施設内に忘れ物をした場合
「ゲートの待合スペースにお土産を忘れてきた…」「トイレに携帯を忘れてきた…」という声をよく耳にします。
このような場合も「いつ気づいたか」によってタイミングが変わってきます。
搭乗して機内で気づいた場合
飛行機のドアが開いている間は、CAさんに忘れ物をした旨をいち早く伝えましょう。
その際も忘れたもの、特徴、に加えて忘れものをした場所を伝えましょう。
ここでは忘れ物をした場所を伝えることがポイントで、「ラウンジ」とだけ伝えてもCAさんや地上係員の人は広範囲すぎて探すのに時間がかかってしまいます。
場所が明確に分かっている場合には、そこまで伝えます。”窓側の席の近く”だったり、”お手洗いの前の席”など…。
搭乗ゲート付近に忘れ物をしたとき、自分で取りに戻ろうとする人がいますが、一度機内に搭乗してしまうと、自分でゲートの外に取りに戻ることはできないのでお気を付けください。
時間がたってから気づいた場合
こちらも機内で忘れたとき同様、電話での対応となります。
ここでは忘れ物をした空港に連絡をするようにしましょう。国内線か国際線かによっても連絡先が変わるので気をつけましょう。
さいごに
大事な出張や旅行に行くというときに忘れ物をしてしまったら、それだけで気分が下がりますよね。
そのうようなことがないよう細心の注意を払いましょう。
降りる前に座席の上、シートポケット、座席の下をもう一度確認するようにしましょう。
また、もし忘れ物をしてしまった場合、搭乗した日付、便名や座席が必要となるので、一定期間は搭乗券をとっておきましょう。
しかし人間どれだけ気を付けていても誰だって忘れ物をしてしまいます。
ですが航空会社や空港施設はきちんと忘れ物を保管してくれているはずです。あなたが忘れたものもきっと見つかります。
皆さんの忘れ物が見つかり、無事に出張旅行を終えられますように…!